美容室でのメニュー
“カット”と“パーマ”ってそれぞれ別々になってるお店と、あらかじめ一緒のお店があると思います。
うちのお店はメニューとして別々なんですが…
お客様
『今日はパーマをかけて下さい』
美容師
「カットはされますか?」
お客様
『カットは大丈夫です』
美容師
「…………………」
なんて予約やカウンセリングのやりとりもたまにあるんですが、、、
いやいや、大丈夫じゃないですよ!
結論から言うと、パーマをするならカットって……
必要です!!
(ほとんどの場合で!)
カットで作った切り口やフォルム、調節した毛量に対してどんな太さのロッドをどんな角度で巻くかで髪にどんな動きをつけるか調節します。
また髪質や傷みの度合いなどの毛髪診断をしっかりした上で、求める質感に対してロッドもパーマ液を選んでいきます。
カットした日に時間がなくて後日それほど間を空けずに
(せいぜい10日くらい)
パーマをかけるなどの場合を除いて、
伸びっぱなし量増えっぱなしのヘアスタイルにパーマをかけたとしても、
扱いやすくキレイなヘアスタイルになるなど個人的には到底無理だと思います!
せっかくお金を払ってパーマをかけるならより良い状態でかけたほうがスタイルの持ちもいいしセットのしやすさも違います。
パーマをかけると基本的にはボリュームが出やすくなるので、
カットせずにパーマをかける
↓
必要以上のボリュームが出る
↓
ボリュームを減らすためカット
↓
切った部分の髪が無くなる
↓
パーマがかかってる部分が減る
↓
スタイル全体に対してのパーマが弱まり持ちも悪くなる…
なんてケースもあるので
結果的にカットをしてきちんとした土台にパーマをかけた方が安上がりなんじゃないかと思います!
パーマはカットした土台、巻いたロッド、薬の強さ、髪質など複雑な要素の絡んだ技術です。
ちょっとした加減の違いでダメージや失敗につながるので、きちんとした状態でパーマをしたほうがキレイにかかってもちも良いです!
『長さも変えないからカットはしないでパーマだけでいいかな〜?』
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